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「古事記上巻」は「日本の神話」 これは二五六の神様の物語。 日本の神さんと 軽く鎖国を目指してみる。
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古事記は奈良にて書かれた。
関心の高い地域は 九州 出雲 吉備 近畿。

神様は関西の発音で話す。


今の日本語は あいうえおの5音。
当時は 8音とされる。

1000年前 平安
ぱぴぷぺぽ → ふぁふぃふふぇふぉ → 今の はひふへほ

鎌倉室町まで「ん」の文字はなく 今も五十音には含まれない。
地元言葉で「盆」を「ぼに」と言う。美しい言葉である。

100年前 明治
ジとヂ ズとヅ 明確に使い分けていたが 関東の人が塗りつぶす。

古代や関西では濁音は好まれない。
本作では読みが数通りある場合 濁音は省いております。


ちゃうちゃう、神様ちゃうんちゃう。



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ナキサハメ

ナキサハメ [オキナエビス]

嫁の死に流されたイザナギの涙からなった 断ち切りの神
本作では 血からなったタケミカヅチの嫁になる


ヲハバリ

ヲハバリ [逆絵]

火神カグツチの首をはねた イザナギの剣からなった神
器物神(ものがみ)の長 [注:造語] 本作では恋の悩みの神



飛び散ったカグツチの血から八つの神

イハサクネサク

イハサク [石切 出会い]
ネサク  [火口 焚付け]


イハツツノヲミカハヤヒ

イハツツノオ [鞴 燃上り]
ミカハヤヒ  [留 宿借り]


ヒハヤヒタケミカヅチ

ヒハヤヒ   [爆 火薬]
タケミカヅチ [雷 仲違 ハタハタ] 後に葦原へ


クラオカミクラミツハ

クラオカミ [炭 男色]
クラミツハ [墨 同性愛]


火の一生と 人の出会いを重ねて観る



火に焼かれたイザナミは 病に臥せり六つの子を産む


カナヤマビコカナヤマビメ

カナヤマビコ [鉄山]
カナヤマビメ [砂鉄]

イザナミの多具理(たぐり/吐いたん)より なった神
民間伝承ではこの二人の子が 大鍛冶神カナヤコ


ハニヤスビコハニヤスビメ

ハニヤスビコ [刳舟 野焼き]
ハニヤスビメ [弥生舟 素焼き]

イザナミの屎(くそ)より なった粘土の神


ミツハノメワクムスヒ

ミツハノメ [朝顔]
ワクムスヒ [猫足]

イザナミの尿(ゆまり)より なった肥(こえ)の神
ここまで六神 イザナミ一人で生んだ神


トヨウケビメ

トヨウケビメ [落ち穂拾い]

ワクムスヒの子 肥えた土から収穫の神
後にトユウケビメとして ニニギと伴に葦原へ



イザナミは遂に死ぬる これは神の初めての死

古代の葬式「殯(もがり)」
洞窟など涼しい場所に亡骸を置いて 皆でお別れする
数日から数年経って 腐り始めたら土に埋める
本作では八日間としておく

十一月ワカヒコ葬儀の際には もがり用に小屋掛け
古墳の造営費用の反省から 葬儀に金をかけない様お達し




オホヤマツミとカヤノヒメの生んだ 八つの野の神


サヅチサヅチ

サヅチ [山木 シンジュサン]
サヅチ [山草 アケビコノハ]


サギリサギリ

サギリ [花粉] 八月に再登場 子トホツマチネを生む
サギリ [胞子]


クラドクラド

クラド [谷木 アゲハ]
クラド [谷草 ルリタテハ]


オホタマトヒコオホタマトヒメ

オホトマトヒコ [香辛料]
オホトマトヒメ [芳香]

オオトマトだよ 美味しそうだよ



シナツヒコククノチ

シナツヒコ [風 巴紋]
ククノチ [木]


オホヤマツミカヤノヒメ

オホヤマツミ [山]
カヤノヒメ [野 牡丹]

二人は八つの野の神を生む
オホヤマツミは他にも子を作る
カムオホイチヒメ(スサノヲの嫁2) コノハナチルヒメ
アシナヅチとテナヅチ(クシナダの親) サクヤヒメと姉
ただしこの神なのか 単に山の神の意味かは不明


トリフネ

トリフネ [楠 安宅船]

後に雷神タケミカヅチ乗せて天原から葦原へ


オホゲツヒメ

オホゲツヒメ [お運びさん]

体中の穴から美味しいものを取り出す食物神
後にスサノヲに刻まれ種となり それが五穀の起源
本作中もっとも足が奇麗な神


カグツチ

カグツチ [武人埴輪]

イサイサ二人の生んだ最後の子
母イザナミの股を焼いて死なす 怒った父イザナギに斬り殺される

[二五六]
火を神が生む神話は珍しいとか
死にっぱなしは困るので 黄泉の国からスサノヲが連れ帰る
山の象形文字の兜を与え 火曜星の神にする スサノヲは冥王星へ納まる



六月神:風木野舟食火 (かざこのふなくひび) [注:造語]
日本神話中 何々の神と役割の書かれた神はここのみ
他は音の発音から類推されたもの 江戸期の「古事記伝」に感謝



近況

2014.5.18 (日)
OMMビル
[ 稲馬屋/歴史古典 ]



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