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「古事記上巻」は「日本の神話」 これは二五六の神様の物語。 日本の神さんと 軽く鎖国を目指してみる。
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これより「神代」後半  舞台は葦原のくにへ


オホクニヌシヤソガミ

オホクニヌシ [丁稚]   後に手代 番頭 を経て独立
ヤソガミ   [十把一絡] 烏合の衆

末っ子クニヌシは 多くの兄神と稲羽(いなば)のくにへ


シロウサギワニ

シロウサギ [野兎]  自業自得
ワニ    [ワニ鮫] 整列

赤裸のウサギおる クニヌシ手当てしたった
話を聞いたら 要らん事しとんのかい
「先々、ヒメを得るでしょう」


キサガヒヒメウムギヒメ

キサガヒヒメ [赤貝] 集めて組立
ウムギヒメ  [蛤]  乳から作った薬

ヤソガミの転がした 大きな焼け石の下敷き
クニヌシあはれ ばんらばら
どうにか貝の姫に助けてもろた

ここでスサノヲの根の国へ逃げ延び
スセリビメと結ばれる (嫁1)


ヤガミヒメ
キマタ

ヤガミヒメ [舞踏会] お披露目
キマタ   [性認識] 自律

稲羽(いなば)のくにのヤガミヒメ
クニヌシの二人目の嫁となり 子神キマタを生んで国へ帰る


「古事記 神代」は幾つもの伝承をまとめたもの
そのため クニヌシは嫁6柱 子6柱




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日本を好きになる本を紹介。

ゴードン・スミスの日本仰天日記
小学館「ゴードン・スミスの日本仰天日記」荒俣宏 1993

今から100年前の明治の中頃
日本を歩き回ったイギリス人の日記帳(の一部)
分厚い8冊の半分を閲覧
そこから日本に関する部分の丁寧な訳


明治の中頃
蒸気機関車が始まり 車は無い。
柳田国男より前 小泉八雲と同時期。
博物学 民俗学が成立するより前の日本。

呼び水「アーネスト・サトウ」
明治維新の前後20年を日本で過ごしたサトウさん(日系人ではない)。
「不思議の国ニッポン」を広く紹介。


ゴードン・スミス
釣りと狩りの好きなイギリス人実業家。
離婚問題に疲れ英国を飛び出す。
大英博物館の為に世界を回り ほぼ自腹で動植物を採集。

本書の内容
日本の人と文化への敬意と深い愛情。
画家を雇い大量の図版と手彩色の絵葉書を収録。
普通の人々の習慣や写真。はたらく人の着物姿。
蓄音機を聞かせて反応を楽しむ。
秋虫の声を楽しむ習慣は不思議。虫かごを屋台ごと購入。
「酒を飲んで騒ぐ」等 自覚の無い無礼さには閉口。

狩りに関する法律の改正案を提出。
骨董店に通うが日本美術は既に流出済み。


その後
学者ではないため弟子を取らなかった点は惜しまれる。
日本人の嫁をもらい(?) 日本に没している。

角川書店「ゴードン・スミスの日本怪談集」荒俣宏 2001
角川選書「ゴードン・スミスの見た明治の日本」伊井春樹 2007 探し中



基本中の基本 「黄古事記」
原文に使われた漢字を知りたい時に

黄古事記
岩波文庫「古事記」倉野憲司 450円 1963発行
これは1983年27刷 余り古いと旧仮名遣いかも

読み下し文「天地(あめつち)初めて發(ひら)けし時」
原文   「天地初發之時」

とりあえず持っとけ



古事記は全三巻 上巻が日本神話
「青古事記」は全巻ダイジェスト

青古事記
西東社「図解 古事記・日本書紀」 720(+税)円

中巻 やまとを統一 まだ少し 神の力 (ヤマトタケル)
下巻 後継者争い 兄妹の悲恋 復讐話

日本書紀 全三〇巻  古事記とほぼ同内容 70年程のちまで記述 (聖徳太子)



天原のくにを追われたスサノヲ
葦原のくにへ様々に業(わざ)や唄を伝える

七月神:スサノヲ

大蛇は度々あふるる暴れ川
それは田に山の栄養を また砂鉄をもたらした

スサノヲは恐れず立ち向い
自然の力を使いこなす事を伝えた文化神


七月神:クニヌシ


クシナダヒメとの子は  「地縁」 穀物の神々
カムオホイチヒメとの子は「血縁」 職能の神々

スサノヲから 6代のちのクニヌシ
やがて葦原のくにの頭となる



近況

2014.5.18 (日)
OMMビル
[ 稲馬屋/歴史古典 ]



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