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「古事記上巻」は「日本の神話」 これは二五六の神様の物語。 日本の神さんと 軽く鎖国を目指してみる。
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「天原のくに」編と「葦原のくに」編の合間に
とってつけた様に「五穀の起源」が語られる。


スサノヲオホゲツヒメ

天岩戸の宴も納まり スサノヲは身ぐるみ剥がれて追い出される。
飯を頼むと オホゲツヒメが体中の穴から美味しいものを差し出した。
台無しにされたと早合点して 斬り殺す。

ばらばらの体から草草の種がなる。
頭から蚕 目から稲 耳から粟 鼻から小豆 股から麦 尻から大豆


[古事記]
カミムスヒの親神がこれをとって種にする記述。誰なのか不明。
五穀の言葉は古事記には無い 日本書紀のみ。

[日本書紀の一書]
ツクヨミがウケモチノカミ(保食神)を殺す話に置き換わっている。

[二五六]
スサノヲが種をまきまき 天原のくにを後にする。
オホゲツヒメはもっとも足のきれいな神。


カミノエ
ここ(稲の起源)より前 アマテラスの所に田と米の記述あり。
別の「起源」伝承をスサノヲに組み込んだものと見られる。
天原の神の食事の記述は無い 葦原では料理の支度の記述あり。


保存食と調理
日本では古代より 新鮮な食材を洗ったものが最上の料理。
肉も野菜も。 平安「源氏物語」にもさしたる料理は出て来ない(らしい)。
冬場を凌ぐ為の保存食から 醤油を得て戦国時代に更なる発展を見る。
はてさて食材は神のうち 料理はヒトのうち。



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2014.5.18 (日)
OMMビル
[ 稲馬屋/歴史古典 ]



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