忍者ブログ
「古事記上巻」は「日本の神話」 これは二五六の神様の物語。 日本の神さんと 軽く鎖国を目指してみる。
Admin | Write
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

日本神話に2度 亡くなった人を送る場面がある。
火で焼かれて死んだイザナミ。
天原の矢で死んだワカヒコ。


殯(もがり)
人の亡骸を涼しい所に置いて お別れを言う。
当時の習慣からイザナミは洞窟に安置か。国境の山に葬る記述あり。
ワカヒコには「喪屋を立て八日八夜遊びき」との記述。

亡骸を取り巻いて 泣いたり笑ったり 騒がしくする方が好まれる。
悲しそうに重々しく振る舞うのは他教と報道向けの悪習慣。
腐りかけるまでそばに置く。数日から王家では数年。
あらためて土に埋めて 根に還る。


白衣服
日本では死した人を送る時には 白い服。衿の袷(あわせ)も皆同じ。
明治に白人から借用した黒い服は頂けない。

魂の在処
古事記に「魂」の記述は無い。日本書紀には唐式の借用から記述あり。
古事記と同時期の「万葉集」には死した人は山の中腹へ帰るとされる。

水の始まり
川は枯れる事無く流れ続ける。川の始まりを辿ると山の中頃から。
水の始まる山の中腹を 命の始まる所と考えたのでは。
ちなみに山の上の方は 人の好きにしていい場所ではなかった様な。



PR
Comment form
Name
Title
Comment
Password   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
  管理人のみ閲覧可能にする
この記事のトラックバック
この記事にトラックバックする
近況

2014.5.18 (日)
OMMビル
[ 稲馬屋/歴史古典 ]



日記はコチラ
カレンダー
02 2024/03 04
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
ブログ内検索
カウンター
忍者ブログ [PR]

Designed by