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「古事記上巻」は「日本の神話」 これは二五六の神様の物語。 日本の神さんと 軽く鎖国を目指してみる。
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スサノヲ ヤマタノオロチ
スサノヲひとり 母おる国 向かう道すがら
葦原の国へと降り立った

オキナオミナ 童女(おとめ)挟んで泣いてはる
「この子もうじきオロチ遣らんならん」
「助けたったら宿と飯」 「よろしおす」

入口八つに 酒八つ オロチ酔うたら 端から落とす
命拾いのクシナダヒメ 「うち嫁なるわ」

ヒメがこの世を去る時まで
スサノヲここで歌い暮らしたとさ


イナバノシロウサギ
時流れ スサノヲからみて曾孫の曾孫 その名クニヌシ

丸やけどのおる 末っ子クニヌシ手当する
「先々ヒメを得るでしょう」シロウサギ言うてはる


オホクニヌシ スセリビメ
「儂はクニヌシ」 「うちスセリビメ
会うたその場で 好きになる

根の国の父王スサノヲ 「泊まって行かれ」
通されたのは蛇の部屋 ヒメから払う比礼(ひれ)貰う
「三度振ればよけるから」 次の日には蜂百足

スサノヲ野原に矢を放つ 「拾うてこい」
行ったら行ったで火を放つ 火に囲まれてお手上げか
ほらほら鼠 助けてくれた 矢ももろた
クニヌシが頭の虱(しらみ)とってる間に
スサノヲうとうとうと

琴に弓矢に大太刀 それにヒメ
抱えてみんな持ってくクニヌシ
「大した奴よオホクニヌシと名乗るがえぇ」

葦原の国のオホクニヌシ  晴れてくにを負って立つ


  --- スサノヲの代 ---
スサノヲの代

[古事記]
大蛇の正体は たびたび溢れる 暴れ川
田を洗う大水は 山の栄養もたらした
今一つは鉄(かな)流し 山にうずもる砂鉄を届く

スサノヲは他を滅ぼす 征服者にあらず
治水 製鉄 強い酒 歌謡 文物伝えた 初めての旅人

[二五六]
古事記では「オロチ殺すから娘よこせ」これはあんまり
本作のクシナダヒメは溶かす神 スサノヲを鎮め留める

クニヌシは スサノヲの曾孫(ひまご)の曾孫 丁稚の神
女という女が 力を貸してくれるでしょう


スサノヲの子3:タキリビメ イチキシマヒメ タキツヒメ
(スサノヲの剣から)

スサノヲの嫁 1:クシナダヒメ
子1:ヤシマジヌミ

スサノヲの嫁2:カムオホイチヒメ
子2:オホトシ ウカノミタマ

スサノヲの嫁3:ハタオリメ
子1:スセリビメ
古事記では根の国のスセリビメの母は不明
本作では岩戸事件で死んだ機織女(はたおりめ)が黄泉の国へ
クシナダヒメに似た機織女を嫁にして スセリビメを産むと

良きかな 良きかな


 
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2014.5.18 (日)
OMMビル
[ 稲馬屋/歴史古典 ]



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