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「古事記上巻」は「日本の神話」 これは二五六の神様の物語。 日本の神さんと 軽く鎖国を目指してみる。
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イザナギは黄泉の国から戻る。
脱いで放った服から 十二の神なった。


ツキタツフナトミチノナガチハトキハカシ

ツキタツフナト [杖 六分儀] 計る神
ミチノナガチハ [帯 蛇籠] 計画を立てる神
トキハカシ   [袋 アンティキティラ] 時を観る神


ワヅラヒノウシミチマタアキグヒノウシ

ワヅラヒノウシ [衣 百足] 傷みを直す神
ミチマタ    [袴 外套] 足元を見る神
アキグヒノウシ [冠 蟷螂擬] 飾り立てる神


オキザカルオクツナギサビコオキツカヒベラ

オキザカル    [熊虫] 左手の飾りから三神 渚の奥の神
オクツナギサビコ [腕虫]
オクツカヒベラ  [烏賊]


ヘザカルヘツナギサビコヘツカヒベラ

ヘザカル    [蟹虫] 右手の飾りから三神 渚の手前の神
ヘツナギサビコ [日除虫]
ヘツカヒベラ  [蛸]


脱ぎ捨てた衣服から 陸路六神 海路六神
本作では梅雨の合間の支度(したく)神



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黄泉比良坂(よもつひらさか)まで逃げて来る。
桃 葡萄 筍 が足止めしてイザナギ助ける。

イザナミ「日に千人殺します」
イザナギ「日に千五百の子を作る」

これは死の始まり。


オホカムヅミチガヘシ

オホカムヅミ [桃 葡萄 筍]

チガヘシ [弁慶蟹] 塞いだ大岩


ヨモツヒメ

ヨモツヒメ [黄泉姫]

[二五六]
古事記では黄泉大神(よもつおほかみ)となる。
本作では釦(ぼたん)の神となって うろうろする。



イザナミは「黄泉(よもつ)神に聞きに行く」と言うてた。
ヨモツカミとは どこの誰。

四方神

本作では 四方(よもつ)神。
季節と方角 四つの神。


ホトトギス

春 ホトトギス/時未 [ハーテビースト]

時告げ天駆ける羊  神世七代 ツノグヒとイクグヒの子


ミヅチ

夏 ミヅチ/巳鎚 [蛟]

岩穿ち水走る蛇  神世七代 オホトノヂとオホトノベの子


ハハキ

秋 ハハキ/帚圭 [ホウキタケ]

突き抜き果たす蛙(かはず)  神世七代 ウヒヂニとスヒヂニの子


ジョロ

冬 ジョロ/娘狼 [ジョロサン]

華かざす六足の狼  神世七代 オモダルとアヤカシコネの子

「上臈(じょろ)さん」は 紅娘(てんとうむし)と亀虫を合わせた地方名。



本作「二五六の囃神」に於いての「三分立」
火ひ: 剣
水み: 鏡
示ね: 玉(勾玉)
(衣い): 比礼(ひれ)


四神(しじん)
「日本書紀」は大仏時代の訪れをを告げる。
唐風に身を固め 都の四方に 唐の四神を配した。
四神は支配者層 平安貴族 武家の話題となる。
1300年ありがとうございました お引き取りください。


四方神(よもつかみ)
これは農と工の物語 日本の景色に 唐の四神はそぐわない。
暮らしに沿うた より「根源的な神」を想い描いてみた。

お題はひとつ「四方を守る日本の神」
100年後の物語にも生きられる
更に良い神の案がいくらでもあるはず
それをただ見てみたい。



オホヤマツミ [六月神] 火と山の神

六月神

扁(くび)神:水(海川) 風 木 山 鳥 食 火
漢字の部首となる基本の神々 偏の神 [扁(くび)神は造語]

六放神:多具理(たぐり) 屎(くそ) 尿(ゆまり) より六神
ワクムスヒはトヨウケビメを生む(唐は奇数が貴いので数合わせか)。


イザナミの死に イザナギの流した涙から ナキサハメ。
怒れてカグツチ斬った剣から ヲハバリ。


焼畑神梅雨神

カグツチ [六月神] 焼畑神
イザナミ [梅雨神] 雨と雷の神


カグツチの血から 八火神。 タケミカヅチは重要な神。
カグツチの体から 八畑神。

黄泉の国の   五雨神。
イザナミの体に 八雷神。


本作では黄泉の国は 梅雨の雨。
紙に並べて謎を問う。左下に入る漢字は何。
火雨
○雷
答えは畑。
古事記の後の平安期に作られた「畑」の漢字。
本意は汲みて 当たらずとも遠からず。



ヨモツカミ

ヨモツカミ [一緒に考える神]


ヨモツシコメ

ヨモツシコメ [安らぐ神]

[二五六]
元字は 豫母都志許賣/予母都志許売
古事記の神話に 美醜の記述は無い。

本作のヨモツシコメは自死の神。
ここで死者の傷を癒す手伝してる。
死者は身支度を終えると 根にかえる。


ヨモツオホカミ

ヨモツオホカミ [黄泉津大神]

八雷神を見に纏ったイザナミ。
イザナギと分かれた後に 黄泉津大神となった。


ヨモツイクサ

ヨモツイクサ [ヤツメウナギ 電車]

千五百の黄泉軍(よもついくさ)。


ククリヒメ

ククリヒメ [数]

日本書紀の一書に登場。
イサイサの仲を取り持ったと書かれるのみ。

[二五六]
縄の結び目は 最古の数を書き留める道具。
本作では数の神。手に持つは継子立(ままこだて)。
なんとなく男物の袴を着せてみた。


黄泉の国は 結構にぎやか。



近況

2014.5.18 (日)
OMMビル
[ 稲馬屋/歴史古典 ]



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